
2025年春を迎えました。
この春、新社会人となった皆様方は、期待に胸を膨らませ、仕事に邁進しているところでしょう。
昨年の訪日外国人旅行者数は、コロナ禍前の水準を上回り、過去最高を記録しました。喜ばしい反面、「歴史的円安」とも称された円安進行はいまだに続いています。
世界情勢も大きく変わろうとしている中、ビジネスの在り方も年々変化しているように感じています。 弊社は、2020年代に入ってから「DX」「IT」「AI」といったテクノロジーを取り入れようと奮闘しております。今や日常生活から切り離せない存在となった技術をいかにしてビジネスに取り入れるか、多くの企業の課題となっているところでしょう。
弊社ではコロナ禍以前よりDX化について関心を寄せておりますが、新たにAIを用いた事業活動の取り組みの強化を行います。
弊社の事業はITを主としたものではありませんが、今ではすべての業種においてAIを活用することが可能です。また、ITやAIは、理系人材だけが扱えると思われがちですが、今や万人が扱えるようになりました。IT専門職でなくとも、chatGPTやBing等のAIに命令するだけで、望む文章・絵・デザイン・プログラムのソースコード、あらゆるものを瞬時に作り上げてしまいます。
AI活用が驚くべき速度で進み、私たちの身の回りに広範囲にAI技術が浸透しています。
私たちは、AIを知って、少しずつ使って、慣れて、結果的に操れる人になることが求められます。
弊社社員一同、新たな分野でも自分の可能性を信じて新たなことにチャレンジし、自分自身を高めることができるように、前向きに取り組んで参ります。
2025年の弊社のスローガンは「進創未来」です。
「進創未来」とは、
「進」:前進を象徴し、常に成長を目指す姿勢を示します。
「創」:創造力とイノベーションを重視する姿勢を表現。
「未来」:未来志向で、人材とシステム開発の可能性を広げていく決意を込めています。
上記のような意味を込めました
これまでとは分野が異なるAI活用においても、挑戦者精神を持ち続けて活動してまいります。
グループ会社では、新たに採用プラットフォームとなりうる求人サイトを立ち上げました。AIを駆使したマッチング等、利用者の皆様に益となるサービスを提供いたします。
また、IT人材の不足が見込まれる中、海外からのIT人材の流入は重要な施策となります。ただし、東京の一極集中ではなく、地方で活動していただける人材の確保も重要な課題となるでしょう。
医療介護業界においては、懸案されてきた2025年問題の当年となりました。
長年問題視されている医療介護業界のほか、IT人材、物流問題等、労働者はどの業界でも足りません。
企業が働き手を選ぶ時代は終わり、選ばれる立場にあります。
ヒロキャリアスタッフの主幹事業である人材サービス事業も、より力を入れて、求人事業主への課題解決に尽力して参ります。
弊社は、苦境に立たされている企業の人材支援を行うにあたり、主に以下の3つのご提案をしております。
一つ、人材サービスの有効的な活用
一つ、人材が集う労働環境の構築
一つ、人材の募集方法の助言
人手不足は、早急に対応しなければ現在勤めている社員への負担が増え、結果、その会社を離れてしまう原因となり、さらに人手が減り、悪循環に陥ります。一つ目の人材サービスの有効的な活用について、職業紹介、人材派遣というサービスをご理解いただくことから始まります。人材サービスの利点は、採用コストの削減ができること、また局所的、限定的にも利用できるという点です。誰しも得意・不得意があるように、それぞれの人に見合った業務内容に限定するなどを試みることで、全体としてはより効率的に業務を遂行することができます。現状をより悪化させないためにも、最善の対応策をご提案いたします。
二つ目に、私たちは、多様な働き方を推進しております。求職者が望む働き方は日々多様化する傾向にあります。一人ひとり、転職を考えるに至ったのかの理由さえ違うものです。多くの求職者・転職者の声を企業の皆様もぜひ聞いてほしいのです。その上で、ぜひ人材が集まる、人材が離れない環境を作り上げていただきたいと思います。
最後に、弊社のグループ会社が一丸となって、人材確保への道をご提案させていただきます。例えば、ウェブサイト制作のご提案です。インターネットメディアが台頭した今、企業のウェブサイトは重要なプロモーションの場となりました。求職者が求人票を見た後まず何をするか。それは企業のウェブサイトを確認することです。そこには、求人票には書かれない「職場の空気」が読み取れるからです。企業のキャラクターを映し、かつ多くの求職者に共感していただける「会社の窓」であるウェブサイトを時代にあわせて変化させる。求職者ニーズに合う提案をさせていただきます。
弊社は人事労務のプロフェッショナルとして、企業の「第二の人材開発部」の役割を担い、企業の皆様のご期待にお応えするよう引き続き努力してまいります。何卒変わらぬご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
令和7年4月
株式会社ヒロキャリアスタッフ
代表取締役 臼沢 宏幸